創業期に知っておくべき「確定申告」4つのステップと事前準備

確定申告4つのステップ

新しく事業を始めた方にとって、確定申告は最初の大きな壁です。しかし、全体像を正しく理解すれば、決して怖いものではありません 。本記事では、自力で申告を完結させるためのロードマップを解説します。

1. 確定申告の全体像:4つのステップ

確定申告の作業は、大きく分けて4つの段階に分類されます

  • ステップ1:会計処理(事業所得) 日々の取引を記帳し、1年間の利益(所得)を計算します 。
  • ステップ2:申告書作成(他の所得の合算) 給与所得や副業など、事業以外の所得をまとめます 。
  • ステップ3:申告書作成(控除の適用) 医療費や保険料など、税金を安くできる「控除」を計算します 。
  • ステップ4:提出および納税 作成した書類を税務署に提出し、税金を納めます 。

2. 「青色申告」を選ぶべき圧倒的なメリット

創業間もない時期こそ、白色申告ではなく「青色申告」を選択すべきです

  • 最大65万円の特別控除:所得から最大65万円を差し引けるため、大きな節税になります 。
  • 赤字の繰り越し:事業で赤字が出た場合、その損失を3年間繰り越して翌年以降の利益と相殺できます 。
  • 注意点:開業から2ヶ月以内、またはその年の3月15日までに「青色申告承認申請書」の提出が必要です 。

3. 会計ソフトの導入は「必須」と考える

「e-Tax(国税庁のサイト)だけで完結できないか」という質問をよく受けますが、事業を行っている場合は会計ソフトの導入がほぼ必須です 。(記帳を外注する場合はその限りではありません)

銀行やクレジットカードとの「自動連携」機能を活用することで、入力の手間を大幅に削減できます 。

手計算での決算書作成は現実的ではありません 。

会計ソフトを使えば、日々の取引から損益計算書(PL)や貸借対照表(BS)が自動作成されます 。

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